たばこに隠された想い Ⅰ
「...は?急に何」
急に何を言い出すんだ...
「一人暮らししてるんだろ?」
「...そうだけど」
嵐に聞いたのかな?
「ここには俺や嵐も住んでるようなもんだし、一人暮らしの家より断然安全だ
近頃、俺らのことを嗅ぎ回ってる奴もいるらしい
蝶羽が倉庫に入るのも見られてる
急に家を襲われたりなんかしたら俺らは溜まったもんじゃねえから、ここに住め」
「いや、でも私戦えるし...それに迷惑でしょ」
「迷惑なら最初から言ってねェよ!」
嵐もそう言ってくる
いや、でもそんな急に住むとか...