たばこに隠された想い Ⅰ



周りは異様な雰囲気になってしまい、誰も口を開くことが出来なくなった



「...行こう、もう荷物は運び終わったし」


その沈黙を破ったのは広樹で、その言葉に三人とも頷いて再び車に乗り込んだ



だんだん離れていくアパート







ばいばい、お兄ちゃん






そう、心の中で告げて、アパートを後にした





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