たばこに隠された想い Ⅰ
倉庫に着いて、真っ先に私たちは幹部室に向かった
「...おかえり」
幹部室に入ってきた私たちに修斗はそう言い、私もただいま、と返した
「...取り敢えず荷物解こうか」
「蝶羽の部屋はあそこな」
亮が指差す場所は亮と嵐の部屋の間の部屋
そこはずっと空き部屋だったらしい
部屋の中に入ると、エアコンはついていて、使われていないカラーボックスも置いてあった
壁紙は黒色で、モノトーン
私が好きな雰囲気だ