たばこに隠された想い Ⅰ
荷物を解き、皆に協力してもらいながら家具なども運ぶ
「おい蝶羽!ベッドここで良いのか?」
喧嘩好きの怪力バカの嵐は一人でベッドを運んでくれていた
「あ、うん、そこでいいよ」
こいつ一人でそれ持つのか...マジで怪力バカだな
30分ほどで荷解きは終わり、部屋は綺麗になった
バックから取り出し写真立てを、テーブルの上に置いた
家に来ていなかった三人も、その写真を見ていた
「それは、私の兄...風雅なの
皆、私の話を聞いて」
そう言って、私はゆっくりと話し始めた