たばこに隠された想い Ⅰ



それに、飛龍の総長が蝶羽の兄貴だということも驚いた


世界トップだったのに突然解散したという知らせを聞いた時はかなり驚いた



「...ありがとな」


わしゃわしゃと蝶羽の頭を撫でてそう言った


「ちょ、馬鹿!危ない!」


煙草を吸いながらそう言った蝶羽


「あ?馬鹿ってなんだ馬鹿って!また俺様の優しさを無駄にしやがったな!」


本当こいつは、いつまで経っても生意気だな!


でも、俺はそんな蝶羽に





どうしようもなく惚れてんだ






蝶羽の言う通り俺は馬鹿だよ





< 78 / 269 >

この作品をシェア

pagetop