たばこに隠された想い Ⅰ




既に男四人はビーチに立っていて、貸出のパラソルを立てていた


「皆〜お待たせ!」


「未来!可愛い」


「ほんと?!やった〜」


イチャついてる未来と広樹は置いといて...

それにしても...男四人のスタイルもかなりやばかった


皆腹筋はバキバキに割れてるし...


「あ?お前何パーカー着てんの?」


嵐が水着の上にパーカーを着ている私にそう言ってきた


「あっ、スタイル悪ィから見せらんねーのか!」


ケラケラと笑ってそう言う嵐の頭をバシッと一度叩く


「ってェ!直ぐ手ェ出すんじゃねえよ!暴力女が!」


「うるさいな!脱げば良いんでしょ脱げば!」


ふん、と鼻を鳴らしながらパーカーを脱ぎ、優斗と修斗が敷いてくれたレジャーシートの上にパーカーを置く



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