好きだから、このままもいい。

「なんでそんな酷いこと言うのー!?」

「冗談だよ。」


頬を膨らませた彼女は小さな手を振り上げて、
幼なじみ君を追いかけている。


「‥はぁ。」


また、ため息をついてしまった。




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