それが恋だと知っていた【完】



ええい、もう佐良にはいっぱい恥ずかしいとこ見られてるんだし、もういいや!


開き直って一番最初に店員さんが持ってきてくれたワンピースを着て、サッと試着室のカーテンを開けた。



「おー、似合うじゃん」



佐良の言葉は私の想像していた言葉とはちょっと違った。


もっとケチを付けられるかと思ってた。



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