それが恋だと知っていた【完】



「俺のアネキ。たまに荷物持ち手伝わされるんだよ」


「なんだ〜……」



てっきり、佐良の本命の彼女なのかと思った。



「アネキと付き合ってるって思われてたことが俺にとってすげえ不本意だな」



佐良は終始ムスッとした顔をしているが、佐良のお姉さんはとても美人で、2人はお似合いに見えた。



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