たばこに隠された想い Ⅱ



私がそう言うと、女は私に気付き、目を大きく見開いた


「なっ...あなたなんで...!?」



「え?なんでここにいるかって?
そりゃあここは私の部屋だもの


あ、そうじゃなくて





なんで私を襲えと男たちに命令したのに無傷でここに居るのかってこと?」



私がそう言うと、女はみるみる顔を青くしていく


恐らく、嵐にはそれを言っていなかったんだろう


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