SNSができない理由
「……怖いなぁ」
心が恐怖に満たされてしまう前に、私はこのお話を仕上げようと決めました。どうしても、他人という存在の怖さを知ってほしいからです。
あの恐怖を体験したのは、私が高校一年生の頃でした。
高校一年生の五月頃だったと思います。私はその頃母のダイエットのためにウォーキングに天気がいい時には付き合っていました。私の家から三十分ほど歩き、帰ります。
そのウォーキングのコースは、歩いている人は少ないものの、車がたくさん通り、ガソリンスタンドやコンビニなどもあってまだ明るい道でした。そのため、安心して夜の道を歩けたのです。
「お母さん、今日もウォーキング行くの?」
夕食を食べ終わり、皿洗いを済ませた後に私が訊ねると、母は「今日は疲れたし行かん」と言いました。
「ふ〜ん。じゃあ私一人で行くわ」
ウォーキングに行くことで、私の体は体重も減って少し痩せることができていました。体重をもっと落としたいと思っていた私は、ウォーキングに一人で行くことにしたのです。
心が恐怖に満たされてしまう前に、私はこのお話を仕上げようと決めました。どうしても、他人という存在の怖さを知ってほしいからです。
あの恐怖を体験したのは、私が高校一年生の頃でした。
高校一年生の五月頃だったと思います。私はその頃母のダイエットのためにウォーキングに天気がいい時には付き合っていました。私の家から三十分ほど歩き、帰ります。
そのウォーキングのコースは、歩いている人は少ないものの、車がたくさん通り、ガソリンスタンドやコンビニなどもあってまだ明るい道でした。そのため、安心して夜の道を歩けたのです。
「お母さん、今日もウォーキング行くの?」
夕食を食べ終わり、皿洗いを済ませた後に私が訊ねると、母は「今日は疲れたし行かん」と言いました。
「ふ〜ん。じゃあ私一人で行くわ」
ウォーキングに行くことで、私の体は体重も減って少し痩せることができていました。体重をもっと落としたいと思っていた私は、ウォーキングに一人で行くことにしたのです。