偽婚約者の恋心~恋人のフリが本気で溺愛されています~
食後、キッチンで後片付けをしていると、
「風乃、先にお風呂に入って。」
「あっ、いえ、ここがまだなので。蓮さん、お先にどうぞ。」
「分かった。じゃ、入ってくる。」
15分後
ほぼ後片付けが終わった後、上半身が裸で、髪は濡れたまま、首にタオルをかけた蓮さんが出て来た。
「風乃、お風呂空いたよ。入っておいで。」
「はっ、はい。」
目のやり場に困る。男の色気というのが初めて分かった気がした。
蓮さんはそのままキッチンに行き、冷蔵庫を開けると缶ビールを取り出し、片手で器用にプルトップを開けると、ゴクゴクと飲んだ。
男の人って感じ…。どんな蓮さんも格好いい。
あっ、お風呂行かなくちゃ。蓮さんに見とれていたが我に返る。
私は紙袋を確認する。ワンピースと下着はあるけど、あれっ?パジャマや部屋着になるようなものはない…。
「風乃、先にお風呂に入って。」
「あっ、いえ、ここがまだなので。蓮さん、お先にどうぞ。」
「分かった。じゃ、入ってくる。」
15分後
ほぼ後片付けが終わった後、上半身が裸で、髪は濡れたまま、首にタオルをかけた蓮さんが出て来た。
「風乃、お風呂空いたよ。入っておいで。」
「はっ、はい。」
目のやり場に困る。男の色気というのが初めて分かった気がした。
蓮さんはそのままキッチンに行き、冷蔵庫を開けると缶ビールを取り出し、片手で器用にプルトップを開けると、ゴクゴクと飲んだ。
男の人って感じ…。どんな蓮さんも格好いい。
あっ、お風呂行かなくちゃ。蓮さんに見とれていたが我に返る。
私は紙袋を確認する。ワンピースと下着はあるけど、あれっ?パジャマや部屋着になるようなものはない…。