黒翼の淡恋
「ったく・・なんでこう俺の周りは面倒くさい奴ばっかりなんだ・・」
「フフ・・フフフ・・アハハ」
目の前で行われていたやり取りが楽しすぎてティファは心から笑った。
「お前・・」
心からの笑いにシリウスは驚いた。
今まで一度も楽しそうにしているティファを見た事などない。
あどけない無邪気な笑顔を。
二人の目が合った。
ドキン
「あはは・・あ、ご、ごめんなさい・・ごめん・・なさぃ」
「・・いや、いい」
穏やかそうに言って、静かに椅子に座ったシリウスを見たフォルトの顔はムンクの叫びの様だった。
_ナニコレ!?いい雰囲気!?駄目駄目!シリウス様!!本当にこの子だけは駄目ですからああああっ!!!
「それで・・行くのですか?釣り」
フォルトは思いを殺して聞いてみた。
「どうしてもとセシルが言うなら、こいつを連れて行くしかない」
「え?私・・も?」
「よ、よろしいのですか!?先刻ここ以外の監視は認めないとおっしゃって・・」
「俺がいない時はな。・・それに、外に出たら記憶がよみがえる可能性もある」
「それは・・そうですが」
「フフ・・フフフ・・アハハ」
目の前で行われていたやり取りが楽しすぎてティファは心から笑った。
「お前・・」
心からの笑いにシリウスは驚いた。
今まで一度も楽しそうにしているティファを見た事などない。
あどけない無邪気な笑顔を。
二人の目が合った。
ドキン
「あはは・・あ、ご、ごめんなさい・・ごめん・・なさぃ」
「・・いや、いい」
穏やかそうに言って、静かに椅子に座ったシリウスを見たフォルトの顔はムンクの叫びの様だった。
_ナニコレ!?いい雰囲気!?駄目駄目!シリウス様!!本当にこの子だけは駄目ですからああああっ!!!
「それで・・行くのですか?釣り」
フォルトは思いを殺して聞いてみた。
「どうしてもとセシルが言うなら、こいつを連れて行くしかない」
「え?私・・も?」
「よ、よろしいのですか!?先刻ここ以外の監視は認めないとおっしゃって・・」
「俺がいない時はな。・・それに、外に出たら記憶がよみがえる可能性もある」
「それは・・そうですが」