ねえ、私を見て
私も言いたかった。
日奈人君に会えて嬉しいって。
「中、入ろうか。」
「うん。」
日奈人君の腕が、私の腰に周る。
大切にされているんだって、分かる。
私達は、カウンターの席に座った。
「何飲む?」
「ビールかな。」
さっきまで会わないって、決意していたのが嘘みたい。
頼んだビールがきて、二人で乾杯した。
「何で急に、会いに来てくれたの?」
日奈人君に聞かれ、私はほろ酔い気分で答えた。
「……会いたくなったからかな。」
すると日奈人君は、私に顔を近づけた。
「ありがとう。」
耳元に日奈人君の吐息がかかる。
くすぐったくて、思わずニヤけてしまう。
こんな事、何年振りだろう。
ああ、新婚当時からやっていないから、3年振りか。
まだ大学生の子にこんな事されるなんて、私もまだ捨てたものじゃないよね。
日奈人君に会えて嬉しいって。
「中、入ろうか。」
「うん。」
日奈人君の腕が、私の腰に周る。
大切にされているんだって、分かる。
私達は、カウンターの席に座った。
「何飲む?」
「ビールかな。」
さっきまで会わないって、決意していたのが嘘みたい。
頼んだビールがきて、二人で乾杯した。
「何で急に、会いに来てくれたの?」
日奈人君に聞かれ、私はほろ酔い気分で答えた。
「……会いたくなったからかな。」
すると日奈人君は、私に顔を近づけた。
「ありがとう。」
耳元に日奈人君の吐息がかかる。
くすぐったくて、思わずニヤけてしまう。
こんな事、何年振りだろう。
ああ、新婚当時からやっていないから、3年振りか。
まだ大学生の子にこんな事されるなんて、私もまだ捨てたものじゃないよね。