双子の異世界・奇跡の花束
「そんなの伝説の生き物としか・・」
信じられないと言わんばかりにミネルアを隅々まで見つめた。
「だけどこの子の反応はそれを語っているだろ」
「そうだけどよ。まだ力が目覚めてないだけかもしれねぇだろ?」
「7歳で目覚めていないのは遅い」
「確かに・・。」
2人の会話に恐怖を覚えたミネルアは少しずづ少しずづ後ろに下がる。
_何言ってるの?この人達・・生き物?私が?目覚める?・・さっきの火はどうやったの?
「でもそれが本当なら、この亜人を__」
クルーガがそう言っている隙に、怯えながらミネルアは木の陰に隠れようとした。
_怖い・・お母様・・お父様・・ゼノ!!
ダンッ!!!
「痛ってえ!!」
突然ミネルアの近くにあった木に、クルーガはヴォルスによって叩きつけられた。
「な、なにす・・」
「黙れ」
ビクッ
殺意ある声でクルーガは脅される。
さっきまで仲がよさそうに見えたのは嘘だったのかと思うくらい、ヴォルスの目は鋭かった。
「クルーガ、この娘は連れていく。だが、この世界の者ではない事は誰にも言うな」
「な、なんなんだよ急に」
「誓え。でなければお前でも容赦しない」
ゴクッ
とクルーガの喉が鳴った。
ヴォルスの目は本気の目をしていた。
信じられないと言わんばかりにミネルアを隅々まで見つめた。
「だけどこの子の反応はそれを語っているだろ」
「そうだけどよ。まだ力が目覚めてないだけかもしれねぇだろ?」
「7歳で目覚めていないのは遅い」
「確かに・・。」
2人の会話に恐怖を覚えたミネルアは少しずづ少しずづ後ろに下がる。
_何言ってるの?この人達・・生き物?私が?目覚める?・・さっきの火はどうやったの?
「でもそれが本当なら、この亜人を__」
クルーガがそう言っている隙に、怯えながらミネルアは木の陰に隠れようとした。
_怖い・・お母様・・お父様・・ゼノ!!
ダンッ!!!
「痛ってえ!!」
突然ミネルアの近くにあった木に、クルーガはヴォルスによって叩きつけられた。
「な、なにす・・」
「黙れ」
ビクッ
殺意ある声でクルーガは脅される。
さっきまで仲がよさそうに見えたのは嘘だったのかと思うくらい、ヴォルスの目は鋭かった。
「クルーガ、この娘は連れていく。だが、この世界の者ではない事は誰にも言うな」
「な、なんなんだよ急に」
「誓え。でなければお前でも容赦しない」
ゴクッ
とクルーガの喉が鳴った。
ヴォルスの目は本気の目をしていた。