双子の異世界・奇跡の花束
温かい食事を頂き、お店のきりもりの合間に何度もおじさんは言った。


「家があるなら帰りなさい。心配してくれてる人がいるんじゃないかい?」



多分、本当に自殺願望者だと思われている。


何度も優しく諭してくる。


「・・・はい」


とりあえず頷き、そうしますと最後に嘘をつきベッドへ入った。




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