双子の異世界・奇跡の花束
ザワザワ・・・


外が騒がしい。


「なんでしょう?」


「なんだ?」


門の辺りで誰かがもめている様だった。


「レシオン様、こちらにいらっしゃいますか?」


侍女がレシオンを探していた。


「どうした?」


「はい、なんでもレシオン様にお会いしたいという方が・・・」


「すぐ行く」



_もしかしてミネルアが!?



期待に胸を膨らませてしまう。

もしかしてヴォルスよりも自分を好きになってくれた・・・なんて。
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