双子の異世界・奇跡の花束
「待ってくれ」


「なんですか?」


「信じよう」


「ええ!?レシオン様!?」


「人探しならあいつがいい。シャックス、ニアを呼べ」


「は、はい」



シャックスは急いでニア皇女の元へと駆けていった。



「そんな力をもっている方が?」


「ああ、確実ではないが。役に立つだろう」



立っていたゼノはもう一度椅子に掛けた。


レシオンも椅子に掛けた。


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