双子の異世界・奇跡の花束
バアンッ!

と元気よくドアが開いた。


「お兄様!?呼んだ!?今ダンスの稽古中だったんだけどぉ」


「おお、すまないなニア」


「もお~~!後で何か買ってください」


「ハハ、わかった」



ぷりぷりと頬を膨らませながらニアが入ってきた。



「人探しって聞いたけど、私のマナその人の何かがないと無理なの知ってるよね?」


「ああ。匂いとかだっけ?」


「犬みたいに言わないでください!」


_ここの姫も元気な姫だな~。大変そう


とゼノは思った。

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