双子の異世界・奇跡の花束
古城はもちろん雪に覆われていた。
誰もいる気配はない。
扉は固く閉ざされ、押しても引いてもびくともしなかった。
「やっぱり誰もいないんじゃない?」
「それか中から鍵かけてるか・・・」
皆残念そうにしている。
扉のノブの部分にはがっしりと古びた鎖が巻き付いていた。
さび付いた鎖を見てミネルアは考える。
「ゼノ、このお城・・お母様のご実家と同じよね?」
「良く似てます」
「それなら裏庭とかから入れないかな?小さな扉があったよね?」
「そうですね。とりあえず探索しましょう。団員の皆さんも手分けして何か怪しい入り口とかあったら教えてください」
「おう!」
皆一斉に別れた。
誰もいる気配はない。
扉は固く閉ざされ、押しても引いてもびくともしなかった。
「やっぱり誰もいないんじゃない?」
「それか中から鍵かけてるか・・・」
皆残念そうにしている。
扉のノブの部分にはがっしりと古びた鎖が巻き付いていた。
さび付いた鎖を見てミネルアは考える。
「ゼノ、このお城・・お母様のご実家と同じよね?」
「良く似てます」
「それなら裏庭とかから入れないかな?小さな扉があったよね?」
「そうですね。とりあえず探索しましょう。団員の皆さんも手分けして何か怪しい入り口とかあったら教えてください」
「おう!」
皆一斉に別れた。