双子の異世界・奇跡の花束
城の一番上の階へと通される。


途中、バルコニーから見える雪景色はとても美しく感じた。



「こんな所に賢者様が・・」


「どんな人だろうな」


「100歳越えてるんなら相当のおじいさんだぞ」


「緊張するな」


ゼノを抜かす4人はドキドキと胸を高鳴らせていた。


「ゼノ、どうしたの?」


「いえ、なんでも」


浮かない様子のゼノをミネルアは案じた。

ずっと何か思い悩んでいる様だった。

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