双子の異世界・奇跡の花束
ガキンッ!!
鈍い音がして、ミネルアは目を閉じた。
「何?ヴォルスが・・あんな・・」
ミネルアはレシオンによって護られていた。
ぎゅっ
と力強く胸に抱かれて。
「近くにいて知らなかったのか?」
「だって・・一度も見た事ない」
ふるふると身体を震わせるミネルアをレシオンは抱きしめる。
それを見てヴォルスは唸った。
「その手を離せっってんだ!!!」
ガキイィン!!!
ヴォルスがレシオンを殴ろうとした瞬間に透明な分厚い壁によってさえぎられた。
レシオンの力だ。
「俺は臆病だからこんな力しか持てなかったけど、帝国全部を守る壁だって作れる」
笑顔でぼそっとミネルアに呟いた。
レシオンも特異体質。
優しい祖母の力を受け継いだ。
固い壁を創り出し護る事が出来る力だ。
鈍い音がして、ミネルアは目を閉じた。
「何?ヴォルスが・・あんな・・」
ミネルアはレシオンによって護られていた。
ぎゅっ
と力強く胸に抱かれて。
「近くにいて知らなかったのか?」
「だって・・一度も見た事ない」
ふるふると身体を震わせるミネルアをレシオンは抱きしめる。
それを見てヴォルスは唸った。
「その手を離せっってんだ!!!」
ガキイィン!!!
ヴォルスがレシオンを殴ろうとした瞬間に透明な分厚い壁によってさえぎられた。
レシオンの力だ。
「俺は臆病だからこんな力しか持てなかったけど、帝国全部を守る壁だって作れる」
笑顔でぼそっとミネルアに呟いた。
レシオンも特異体質。
優しい祖母の力を受け継いだ。
固い壁を創り出し護る事が出来る力だ。