悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
窒息するほどキスさせて。
*
「おはよ、向坂」
1週間のはじまり。
月曜朝のまぶしい日差しが差し込む玄関で。
「向坂?」
「……」
わたしは今、脱いだローファーを片手に硬直していた。
「どうしたの海凪。
まさか体調でもわるい……」
「ちょちょちょ、ちょっと漣くん!?」
「なに?」
「なに、じゃないよ……!
ここをどこだと思ってるのっ!?」
「どこって、玄関だろ?」
「そうじゃなくて!
話してるだけじゃなくて、名前で呼んでるのだれかに見られたら……っ」
「あっ、おはよう海凪〜!」
ぎゃああああ!
「あれ、漣も?
珍しい組み合わせだね」
「はよ」
「おはよ、向坂」
1週間のはじまり。
月曜朝のまぶしい日差しが差し込む玄関で。
「向坂?」
「……」
わたしは今、脱いだローファーを片手に硬直していた。
「どうしたの海凪。
まさか体調でもわるい……」
「ちょちょちょ、ちょっと漣くん!?」
「なに?」
「なに、じゃないよ……!
ここをどこだと思ってるのっ!?」
「どこって、玄関だろ?」
「そうじゃなくて!
話してるだけじゃなくて、名前で呼んでるのだれかに見られたら……っ」
「あっ、おはよう海凪〜!」
ぎゃああああ!
「あれ、漣も?
珍しい組み合わせだね」
「はよ」