悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
独り占めして。
◇
翌日の朝。
「ぜんぜん進まない……」
「なにが進まないって?」
「ううっ、すずちゃん〜!」
机につっぷしていたら、すずちゃんが登校してきた。
「はいはい話聞くよー……って、」
ちょいちょいと手招きされて耳を寄せる。
「首のとこ赤くなってるけど、それ、キスマーク?」
「っ!!」
漣くん……!
「昨日いろいろされちゃったってわけか。独占欲の塊みたいなやつねー」
ううっ、せっかくポニテールにしたのに。
今日も、いつも通り下ろしてるしかなさそう……。
「そ、それはそうと、すずちゃんの方こそ大丈夫だったの?」
「大丈夫って?」
「江川くん。
結構怒ってたみたいだけど……」
「べ、べべべ、べつになんにも!?」
すずちゃん。
顔りんごにして無理があるよ……。
あまりの動揺っぷりに逆にこっちが冷静になってしまう。
翌日の朝。
「ぜんぜん進まない……」
「なにが進まないって?」
「ううっ、すずちゃん〜!」
机につっぷしていたら、すずちゃんが登校してきた。
「はいはい話聞くよー……って、」
ちょいちょいと手招きされて耳を寄せる。
「首のとこ赤くなってるけど、それ、キスマーク?」
「っ!!」
漣くん……!
「昨日いろいろされちゃったってわけか。独占欲の塊みたいなやつねー」
ううっ、せっかくポニテールにしたのに。
今日も、いつも通り下ろしてるしかなさそう……。
「そ、それはそうと、すずちゃんの方こそ大丈夫だったの?」
「大丈夫って?」
「江川くん。
結構怒ってたみたいだけど……」
「べ、べべべ、べつになんにも!?」
すずちゃん。
顔りんごにして無理があるよ……。
あまりの動揺っぷりに逆にこっちが冷静になってしまう。