悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
・
・
とまあ、回想はここまで。
「なんでわたしなのってのもあるけど……」
一番は……
いまだ不機嫌を隠さない目の前の人を、キッ!!と睨む。
「漣くんっ!!」
「なに?」
「なに?じゃないよ!
さすがに強引すぎるよ!」
漣くんの気持ちはめちゃくちゃびっくりしたけど。
今でも夢かと思うほど驚いたけど、それ以上に嬉しかった。
苦手なのに、不思議といやって気持ちは微塵もなく。
むしろ、まさか漣くんが、わたしを……って。
その気持ちに嘘はない。
でもあれじゃ、うんって言わされただけのようなもの。
わたしの意見は無視じゃない!?
「んー、まあ多少強引だったのは認める」
「やっぱり!」
なのに。
「それで俺のこと睨んでるつもり?
かっわいいなぁ」
「はっ?」
目を細めて、とびっきり甘い視線を向けてきた。
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とまあ、回想はここまで。
「なんでわたしなのってのもあるけど……」
一番は……
いまだ不機嫌を隠さない目の前の人を、キッ!!と睨む。
「漣くんっ!!」
「なに?」
「なに?じゃないよ!
さすがに強引すぎるよ!」
漣くんの気持ちはめちゃくちゃびっくりしたけど。
今でも夢かと思うほど驚いたけど、それ以上に嬉しかった。
苦手なのに、不思議といやって気持ちは微塵もなく。
むしろ、まさか漣くんが、わたしを……って。
その気持ちに嘘はない。
でもあれじゃ、うんって言わされただけのようなもの。
わたしの意見は無視じゃない!?
「んー、まあ多少強引だったのは認める」
「やっぱり!」
なのに。
「それで俺のこと睨んでるつもり?
かっわいいなぁ」
「はっ?」
目を細めて、とびっきり甘い視線を向けてきた。