悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
トントンと肩を叩かれて後ろを振り向けば。
!?
「やっぱり!
俺、この間君に声かけたよね?」
こ、この人……!
「俺、2年の清水って言うんだけど、君も美化委員だったんだ?」
すずちゃんとパンケーキを食べに行って、漣くんたちを待っていたあのとき。
わたしの腕を掴もうとした茶髪の人。
「あれ、しかも隣は……ふーん?そういうこと」
「なんですか?」
「べっつにー?
ねぇねぇ、君の名前教えてよ!」
ち、近い……。
というか委員会の途中だし、みんな見てるんですが……!