月の光に響く時
「あれだな。蔵からまだ少しだけ月の光を感じる」
「!!」
空の上から自分の家を眺めるなんて人生で初めてだ。
「降ろしてっ」
「駄目だ」
「なんで!?お母さん達に逢いたい!!」
「馬鹿、警戒しろ。お前を狙っている他の鬼どもがいる可能性が高い」
「そんなっ」
まだあそこに鬼がいるんだとしたらそれは・・
ゾクッ
身体中の毛が逆立つほどの恐怖が私を襲った。
「!!」
空の上から自分の家を眺めるなんて人生で初めてだ。
「降ろしてっ」
「駄目だ」
「なんで!?お母さん達に逢いたい!!」
「馬鹿、警戒しろ。お前を狙っている他の鬼どもがいる可能性が高い」
「そんなっ」
まだあそこに鬼がいるんだとしたらそれは・・
ゾクッ
身体中の毛が逆立つほどの恐怖が私を襲った。