各国の人々が集まってホラー映画を作ったら、コメディ映画になった話
ハオユーの言葉に「そうだね〜」とマルコが頷く。もともとあそ部はみんながどんちゃん騒ぎをする目的で作られたのだ。みんなそれぞれ本気で取り組んでいる部活がある。

次郎は書道部に所属しているため、文化祭に展示する作品を作らなくてはならない。マイケルはアメフト部に所属しているので練習がある。アーディブは映画研究会で映画を撮影するらしく、ベンは新聞部なので取材などで忙しい。ハオユーは美術部のため作品を仕上げるのに忙しく、マルコはダンス部で舞台発表に向けての練習がある。ジョンはオカルト研究会でお化け屋敷を作るので忙しい。

「食べ物を販売したりすることも難しそうよね〜」

アーディブが言い、「飯まずのジョンに作らせたらヤバそう」とニヤニヤしながらマイケルが言った。それに対してジョンが顔を真っ赤にして怒る。

「お前な!!それ言い出したらお前だってファストフードばっかになるだろ!!このメタボ野郎!!」

「ジョン、落ち着くネ〜」
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