切なくて…逢いたくて…涙
飛龍さんが戻って2週間

飛龍さんは仕事が忙しいみたいで
なかなか私に触れてこない
体調も考えてくれているけど

もしかして飛龍さんは私の事…
嫌になったのかな⁇
それとも魅力がなくなったのか…

夕食が終わりいつも通りソファで
テレビを観ていた

「飛龍さん…」

「うん⁇」

「飛龍さん…そのう…夜の方だけど…
飛龍さんは大丈夫⁇」

「何を言い出すかと思ったら…
うん…大丈夫だよ
千秋の身体が優先だよ」

そう言うと抱き寄せてくれた
そうだよね…そう言うと思った
少し寂しい気がする…

「飛龍さん…前は…よく…
私…魅力なくなりましたか⁇
それとも…愛情が…なくなった⁇」

愛情がない…愛情がない…愛情がない…
なぜ⁇この言葉が…苦しい
息が出来ない…

「千秋⁇」

飛龍さんの声が遠くに聞こえる












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