切なくて…逢いたくて…涙
持っていたタオルで髪と服を拭いた

とりあえず仕事しないと…お腹が痛くて
なかなか仕事がはかどらない…

なんとか仕事が終わり掃除道具のワゴンを
所定の場所に置いていると

「お疲れ様」

伊藤さんが入ってきた

「お疲れ様です」

バレないようにドキドキしていた

そのまま2人でロッカールームへ

着替えの時…蹴られた所に痛みが走った

「……うっ……」

とっさにお腹を押さえた

それに伊藤さんが気付き

「どうしたの⁇」

「えっ!あ〜お腹すいたなあって
お腹の虫がなりそうで…」

笑ってごまかした

「それになんか髪とか服が濡れてない⁇」

来た〜伊藤さんのエスパー
まあ見ればわかるか…

「あ〜トイレ掃除しててホースが飛んで
水がかかちゃったんですよ
本当!私ってドジですよね〜」

「それでそのまま仕事したの⁇」

「ははは…そうなんです
まあすぐに上がりだったから」

「もう…風邪ひくよ」

「すみません…」

バレてない…よかった












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