切なくて…逢いたくて…涙
「えっ!」

何言ってんの⁇
もし見られたら…何の為に
私が会社を辞めたのか…意味がなくなる

「食事だけです
お願いします」

どうしよう…食事だけならいいかな…
悪魔のささやきが…
いやいや〜ダメだよ千秋
いや…でも…どうしよう…
でも今だけ社長の側にいたい
悪魔のささやきが勝ってしまった

「はい…」

「本当⁇嬉しいよ
じゃあ車があそこに停まってるから行こう」

いいのかな…
社長に迷惑をかけるから離れたのに
これじゃあ意味がないよね…

でもあの会社ではないから大丈夫かな…

色々な思いが絡み合っていた

それでも社長と少しの時間を過ごしたいと
思う気持ちが勝っていた








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