切なくて…逢いたくて…涙
連れて来られたのは高級なホテル

ここは……懐かしい
父と母とよく来ていたホテル
支配人の方もいい人で…そう思っていると
その支配人が側に来た

「お待ちしておりました
お久しぶりです
千秋様」

ニッコリ微笑む支配人

懐かしい…

「お久しぶりです
お元気でしたか⁇」

「はい…千秋様もお元気そうで…」

「その千秋様はやめて下さい
もう…私は…」

その先は言えなかった

支配人も何かを察したのか

「ご案内致します」

そう言うと歩き出した

私達は支配人の後ろをついて行った

そしてレストランに案内された

あの時と変わらない












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