切なくて…逢いたくて…涙
「おはようございます」

何もなかったかの様に挨拶をした

「何してるんですか⁇」

雨宮主任が驚いている

って言うか…なぜそんなに
驚いているんですか⁇

この顔⁇そうだよね
こんなに目がパンパンだもん
そりゃあ驚くよね〜

「えっ!仕事ですけど…」

「はあ⁇城田さんは昨日付で退職でしょ⁇」

私が退職⁇聞き間違い⁇

「何…訳分かんないこと言ってるんですか⁇」

雨宮主任に少し強めの口調で言ってしまった
退職と言う言葉の…まさかのクビ⁇

「まさか…クビですか⁇」

雨宮主任はさらに驚いた顔をしている

「クビではないです
ただの退職です」

クビではないんだ〜
いやいや…何安心してるの…バカ千秋
退職=会社を辞める事だよね

「私…退職願出してないですけど…」

雨宮さんは困った顔をしていた
なぜ雨宮さんが困った顔をするんですか⁇
こっちが困ってるんですけど〜

どうしよう…
これ以上雨宮さんを困らせてもいけない

「じゃあ退職なら…あのマンションも
出て行かないといけませんよね⁇」

「そうですね…たぶん」

「わかりました…
お世話になりました」

会社を後にした

マンションに帰って荷物まとめないと…
どこに行こう
行く所ないなあ〜











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