切なくて…逢いたくて…涙
マンションの前に飛龍さん
ヤバイ…出会ってしまう…
仕方ない…
マンションの前まで歩いた

「千秋…」

急に抱きしめられて

「やっと帰って来たな」

どうして⁇
私を待ってたの⁇
もし…仕事だったら一日中待ってたって事⁇

そして身体を離されたと思ったら
車に乗せられた

「どこに行くんですか⁇」

飛龍さんは私の手を握ったまま無言

大きなお屋敷の門が開いた
ここはどこ⁇

門を入ってから奥へと車は進んだ

車が停まると…たくさんの人がいた
何この人達は⁇
もう何がなんだかわからない…

2人で車を降りると

「おかえりなさいませ」

初老の燕尾服を着た人が頭を下げた
この後一斉に

「おかえりなさいませ」

他の人達も頭を下げている

「行くよ」

手を繋がれたまま中へ入った

はい⁇どこに⁇
引っ張られる様に中に入った










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