切なくて…逢いたくて…涙
両親の話をして思い出した事があった

「ちなみに…あのホテルでの食事は…
あれも計画⁇」

「うん…ごめん
千秋を調べたら
まさか…城田産業の娘だったとは驚いたよ
城田産業とはよくあのホテルで会食を
していたからね
亡くなった事は知っていた
でも葬儀もわからなくて…行けなかった
それ以来ホテルには行ってなくて…
たまたまこの間あのホテルで商談があって
城田産業の事を思い出したんだ
それで支配人に聞いたんだ千秋達の事…
支配人は千秋の事よく覚えていたよ
プライベートでも来ていたと聞いて
もう一度食べて欲しかったから
辛い思い出だったか⁇」

「いいえ…嬉しかったです
またあの食事を食べることが出来て…」

「なら…よかった」

涙が止まらない

「千秋ちゃん
本当にごめんね
どうか飛龍をよろしくお願いします」

ご両親が頭を下げた

「不束な者ですが…よろしくお願いします」

私も頭を下げた










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