桜井くんはヤメテくれない




「じゃーね、照れ屋の弥生ちゃん」


「照れ屋じゃないっ、」


はぁ、やっと行ってくれた
やっぱり桜井くんはよく分からない、


私が山田くんに寄りかかって寝てたからってどうして怒るのかも、


私にいっぱい触れてくるのも




だけど全部全部からかってるだけ。
私さっきから桜井くんのことばっかり考えてる!!


って、早く教室戻らなきゃ!
授業サボったことになっちゃうよぉー!!




やっぱり桜井くんは、危険人物だ
< 21 / 37 >

この作品をシェア

pagetop