私は、この人の妻?

今は、東京と福井で
離れているが
順調に付き合いも続いている。

亜希寿は、雪哉さんをパパと呼び
雪哉さんから離れない。

今、雪哉さんから
結婚の話が出ている。

もちろん、海斗さんの話も
聞いてもらった。
雪哉さんは、その人が
穂乃華から離れてくれたから
俺は穂乃華と亜希寿に
出会えたんだよと言ってくれる。

美穂先生の両親にも
美穂先生にも雪哉さんは、
挨拶をきちんとしてくれた。

美穂先生は、
「穂乃華は、なにもしていないのに
辛く苦しい思いをしてきました。
絶対に穂乃華を泣かせないで
大切に大事にしてくれると
約束して下さい。」
と、言うと
「口で言うのは簡単ですが。
美穂さんと美穂さんのご両親に
誓います。
私の命にかけて
穂乃華と亜希寿を必ず幸せにします。
そして、これから生まれてくる子供達も
変わらずに愛して行く事を誓います。」
と、伝えると
美穂先生も美穂先生のご両親も
涙を流してくれて
私も涙が止まらなかった。

美穂先生に
「穂乃華、そろそろ
おばあ様やご両親に会いに
帰りなさい」
と、言われた。

美穂先生のご両親も
私に頷いてくれて
私は、雪哉さんから離れて
美穂先生のご両親に抱きついた。

本当に、どんな時も
私を思い大事にしてくれた
感謝してもしきれない
二人だ。

お父さんもお母さんも
「「幸せになるんだよ。」」
と、言ってくれた。

私は、亜希寿を連れて
雪哉さんと自分の実家に帰った。

実家に着くと
おばあ様と両親が
待っていてくれた。
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