一途に思う女の子
1.生活
ピピピピッピピピピッ
カチャッ!
「んんん〜。。。」
ダダダッ (階段降りる音
「パパ、ママおはようっっ!!」
「あー。唯、おはよう。」
「おはよう!唯!朝ごはんは置いてあるから冷めないうちに食べてね??」
「はーい!」
バシッ!(頭叩かれる音
「いったーーー!!おにい!!」
「朝から怪獣みたいな足音だな!唯は笑」
「うるさいなー!フンっ!おはようバカ兄貴」
「バカは余計だけどな?笑笑」
「あ、おにいそういえばさ今日学校送って?」
「いいよー」
兄,唯「パパ、ママ行ってきまーす!」
パ,マ「行ってらっしゃいー!」
家の中では、、
「相変わらず仲いいわね笑ふふっ笑」
「本当に仲いいな。んじゃあ俺も行ってくる」
「行ってらっしゃい!」
車の中、、
「ついたぞ!クソ妹よ?」
「おい?クソは余計だよ?笑笑」
「まぁ、いいじゃないか!行ってこい!」
「うん!行ってきます!!帰りもよろしくね」
「分かったよ!!」
「ありがとう!おにい!!んじゃーね!!」
「おう!」
んーと、今日は4時頃から予定あるから早めに帰ろうっと。
ドンッ!
「いったー。ってさえ!!」
「おはよう!ゆい!朝から会えるとか嬉しみ」
「って、教室でも会えんじゃん。」
「まーねー笑笑」
あ!みんなに自己紹介してないね!
どうも初めまして!!
北川唯 高校3年生です!!
友達の松浦紗英は1年の頃からクラスが一緒で大親友なんです!!
父・北川 利紀は北川グループの社長
母・北川 美菜子は父の秘書をしています!!
兄・北川 和寿は跡継ぎをする為に勉強中なの!
まだ、秘密はあるんだけどそのうち分かるよ
ていう事で話戻るね!?
紗「ゆい、そういえば今日4時から予定あるじゃん?そのとき私も行っていい?」
唯「さえも?!まぁいいよ〜!」
紗「サンキュー❤︎.*」
まぁ人は多い方がいいって言ってたからね
あの人は困らないでしょ!すると…
キャーァァァァァ!!
「みて風神の皆様よ!」
「相変わらずカッコイイし綺麗だわ」
また始まった。女子の黄色い歓声が
そう、この高校は風神という族がいる高校
世間では名の知れた暴走族らしい。
紗「また来たね?まぁゆいの方が強いけどね」
唯「しっ!それは内緒なの!」
紗「ごめんごめん!あ、今日行く??用事終わったら」
唯「あ!いいね!みんなに久しぶりに会おう!」
紗「1時間目、たしか数学だからサボろう?」
「いいよ!!」
私たちはいつも授業をサボるんだよね
まぁ、ここの先生方は○○だからなんも言わないんだーー!
紗「ついたーー!」
唯「うちらってさこんなにサボっててもなんも言われないのってやっぱり○○だからなのかな??」
紗「そうだと思うよ!!だって理事長はうちらのおじいちゃんだし笑笑」
そー!うちらは従姉妹どうしでもある!
ガチャッ
紗「え?誰か来たんだけど」
唯「だれだろ??」
「ねぇー、崇人早いって!」
「拓人が遅いんでしょ??」
「2人とももう少し静かにしてください!」
「「はーい!!」」
「力哉はほんま面倒みいいな〜。」
「2人は目を離すと何するか分かりませんからね!雄也みたいに笑笑」
「俺はなんもせえへんって!笑笑」
「……。」
紗「ねぇ、あれって風神の人達じゃない?」
唯「げっ!本当だ。どうする??」
紗「まぁいいっか!なんも気にしないでいれば」
唯「そうだね笑笑」
「おい。お前らここは俺たちの場所だ。今すぐ退けろ。」
と無口だった男がうちらに言ってきた
あ、そうだった!風神の紹介するね!
風神 全国No.1の暴走族
総長・神谷 陸斗
副総長・間宮 力哉
幹部・坂下 雄也
幹部・大内 崇人
大内 拓人
姫・なし
こんな感じです!!
本編に戻るね!
唯「は?なんで退けないといけないの?べつにここはあんた達の場所って決められてないんだからよくない??」
陸「お前不思議だね。大抵の女は俺ら見たら騒ぐぞ??」
唯「そこら辺の女と一緒にしないでくれる?さえ行こう!!」
紗「あ!まってよ!!」
唯「あいつらなんなの?どんだけ自分らがかっこいいっておもってんのよ!!」
紗「まぁまぁ。でもこれでゆい目つけられるね?風神の人たちから笑笑」
屋上では…
陸「……。」
雄「あの子おもろかったなー!あの子といた女の子も可愛かったわー」
力「雄也はまったく。女に目がないですね。陸斗?どうかしましたか??」
陸「決めた。アイツを姫にする。」
崇,拓「「陸斗にも春が来たんだねー( ー̀∀ー́ )」」
力,雄「「あー。」」
陸「うっせーよ!/////」
拓「でも、あの子あの方と同じネックレス付けてたよね??」
崇「同じだけであって関係ないんじゃない?」
陸「力哉アイツらのこと調べろ。」
力「はい。」
カタカタカタカタッ
「そんな。情報が出てこない。もう1人の方も。」
陸「は?お前、世界No.2のハッカーだろ?てことは、No.1が情報を守ってるってことか?ふっ、おもしれーじゃん」
雄「興味湧いてきたん?笑」
崇,拓「「あの子たち姫にしたい!」」
力「そうですね。かなり興味深いです。」
陸「明日も声かけるぞ」
「「おう!《《 うん!!!》》」」
紗「ゆい〜。そろそろ帰ろう?」
唯「あ、もうこんな時間。おにい待ってるから行こっか!!」
紗「うん」
唯,紗「「先生さようなら〜。」」
先生「あー。また明日な」
《校門前》
兄「唯、遅いぞ。お!紗英久しぶりだな!」
唯「ごめんごめん。風神に声かけられてさちょっと考え事してたら時間過ぎてた笑」
紗「和にい久しぶり〜!」
兄「風神に声かけられた?!大丈夫だったのか??まぁ、あんまり目つけられるなよ?お前は○○なんだからな!よし行くか!あいつも待ってるよ」
唯「大丈夫だよ〜。でもさっき調べたらあいつらうちらのこと調べてたよ?なんも出てくるわけないのにね。うん。そうだね。」
紗「ゆい?大丈夫?」
唯「うん。大丈夫だよ。」
30分後……
兄「よし、着いたぞ」
唯「ありがとう。さえは待っててお兄と」
紗「わかった!」
ピンポーンッ
…「はーい!」
ガチャッ
唯「れん。久しぶりだね。」
廉「ゆい。」
唯「約束通り。1年後に会いに来たよ。ずっとこの日を待ってたんだよ。ネックレスも外さないで。れんも付けてくれてたんだね。」
廉「久しぶりだな。俺も会いたかったよ。覚えててくれてたんだな。俺の誕生日。」
遡ること1年前…
廉『俺は当分会えない。ごめんなゆい。』
唯『なんで?急にどうしたの??』
廉『また1年後の俺の誕生日に会いに来て。』
そう言って電話は切れて、連絡も取ることはなく私たちの関係はそこで途絶えてしまった
だけど、最後の廉の言葉を信じて私は普通に生活することにした。
紹介します。
佐藤 廉 風神の初代副総長。
私の兄はそこの初代総長だよ。
だから、私は風神の人達を知ってる。
廉は私の兄の大親友。そして私の恋人。
小さい頃から私と廉とお兄は仲が良く3人で遊んでたりしてた。
そしてある日、廉から想いを告げられて私たちは付き合うことになったんだ。
だけど、ある電話を境に私たちは会うことは二度となかった。
唯「1年前の今日、廉に一体何があったの?」
廉「とりあえず中に入って?」
唯「うんっ」
ギュッッ……
唯「れん…?」
廉「ごめん。1人にして。」
唯「本当だよ。ずっと会いたかったんだよ?」
私は廉のことを優しく抱きしめ返した。
唯「ちゃんと話そう?」
ソファに2人で座って、沈黙が続いてたけど廉が静かに話し始めた。
廉「1年前…、あの人から電話が来たんだ。
『お前にちょっと調べて欲しいことがある』って。ゆいの組の中にスパイがいるって言われてそいつを密かにさがしていたんだ。」
唯「え…?」
廉「本当はかずに頼もうとしてたらしいんだけど、身内だと怪しまれるからって俺に頼んできたんだ。」
唯「そういう事だったのね。」
廉「ごめんな。本当に。ゆい愛してるよ。」
唯「大丈夫。ちゃんと話してくれたし私はれんを信じてたよ?私も愛してる。」
チュッッ…
静かな空間に唇が重なる音だけが響いた。
唯「スパイは見つかったの??」
廉「それが見つかってないんだ。」
唯「廉でも見つけられないなんて……。私も協力するよ。もう一人で抱え込まないで。」
廉「……。」
唯「れん…?」
廉「ありがとう。ゆいは本当に変わらないな。俺はゆいと出会えてよかったって思ってる。そろそろ帰るだろ?」
唯「帰るけど、れんも一緒に来て欲しいな」
廉「俺も?わかった、準備するから待ってて」
20分後…
廉「よし行くか」
唯「うん」
和「廉、久しぶりだな?」
廉「かずも相変わらずだな?」
紗「え、れん兄?!なんで?」
廉「お、紗英も久しぶりだな笑笑」
唯「さえには言ってなかったね。私たちは実は3年前から付き合ってたの。」
紗「そうなの?!ゆいよかったね泣」
唯「ありがとうさえ泣」
廉,和「「さ、行くぞ!お前らの倉庫に」」
唯,紗「「うん!!!」」
そう。私たちにも大事な仲間がいるんだ。
風神は全国No.1だけど、
私と紗英は世界No.1の白虎の……
総長と副総長であるの
あと、もう1つの秘密は……
私の祖父は、
北川組の会長 北川 裕次郎なの。
お父さんは今は二代目組長をしているけど、
兄は時期組長で、今は若頭をしていて、廉は兄の側近なんだ。
私はというと北川組のお嬢で、紗英は私の使いってことになってる。
でも、口調は普段通りだよ。総会以外ではね
そんなこんなで倉庫に着いたみたい!
倉庫に到着…
下っ端「「総長・副総長お疲れ様です!」」
唯,紗「「うん!お疲れ様!!」」
下っ端「「かずさん、れんさん!お久しぶりです!今日もまた喧嘩を教えて下さいね!」」
和「あー!」
廉「もちろんだ!」
お兄たちも白虎の人達とは仲がいいんだー
唯「みんなは??」
下っ端「上にいるっす!」
唯「ありがとうね!ニコッ」
下っ端「……/////」
唯「みんな顔真っ赤だよ?熱??ゆっくり寝て!布団は??どこにある??」
紗,和,廉「無自覚め…。」
紗「ゆい、みんな熱じゃないから!上に行くよ!」
唯「え、うん!!」
下っ端「「れんさんも大変っすね…笑」」
廉「本当だよ。まぁ、あいつは俺以外に興味ない感じだからそこは心配いらないんだけどさ、自分の容姿のこと気にかけてほしいわ」
下っ端「「そうっすよね〜。」総長色んな意味で完璧だからモテるんすよね。」
廉「お前らちゃんとあいつのこと守ってくれよ?」
下っ端「「「はいっす!!」」」
和「さすが俺の妹だよな!母さんにそっくりだよ笑笑」
廉「あ、近々、お前の両親に挨拶行くから」
和「おうよ!」
2階にて…
唯,紗「「みんな久しぶり〜!」」
ギュッッ……
唯「みなみ?!」
南「僕、ずっとゆいとさえに会いたかったよ」
そんな目で見ないでくれ……/////
南は本当に可愛いなぁ〜!
でも後ろから黒い気配が……
唯「れ、れん……笑笑」
廉「みーなーみーーー。ゆいから離れろ!」
南「嫌だよーだっ!」
後ろでなんかしてるけど放っとこっと!
唯「しゅうやとかずやも久しぶりだな!」
柊,壱「「あー!」」
それでは改めて白虎の紹介するね!
白虎 世界No.1の暴走族
総長・北川 唯
副総長・松浦 紗英
幹部・早坂 柊優
幹部・守谷 壱也
幹部・柴藤 南
姫・なし!!
さえとしゅうやは付き合ってます❤︎.*
かずやとみなみにもちゃんと恋人いますよ!
ここの下っ端の子達なの!
私たち、白虎は下っ端は男が多いけどその中で2人しか女は居ないんだ〜
その2人がかずやとみなみの彼女ってわけ!
もちろんみんなラブラブだよ!!
みんな仲が良くて本当に居心地がいいんだ!
白虎の人たちは私が北川のお嬢ってことは知ってるけど、私が○○ってことは知らない
唯「さ!会議始めるよ!」
幹部「「「「「うん!」」」」」
2時間後…
唯「よし、会議終わりだ。れん今日泊まり行ってもいい??」
廉「いいよ」
幹部「「「ニヤニヤが止まりませんね/////」」」
唯「うるさいよ。君たち。さえまた明日ね?」
紗「うん!またねー!!!」
和「れん、ゆいをよろしくな!また!」
廉「おう!」
ピピピピッピピピピッ
カチャッ!
「んんん〜。。。」
ダダダッ (階段降りる音
「パパ、ママおはようっっ!!」
「あー。唯、おはよう。」
「おはよう!唯!朝ごはんは置いてあるから冷めないうちに食べてね??」
「はーい!」
バシッ!(頭叩かれる音
「いったーーー!!おにい!!」
「朝から怪獣みたいな足音だな!唯は笑」
「うるさいなー!フンっ!おはようバカ兄貴」
「バカは余計だけどな?笑笑」
「あ、おにいそういえばさ今日学校送って?」
「いいよー」
兄,唯「パパ、ママ行ってきまーす!」
パ,マ「行ってらっしゃいー!」
家の中では、、
「相変わらず仲いいわね笑ふふっ笑」
「本当に仲いいな。んじゃあ俺も行ってくる」
「行ってらっしゃい!」
車の中、、
「ついたぞ!クソ妹よ?」
「おい?クソは余計だよ?笑笑」
「まぁ、いいじゃないか!行ってこい!」
「うん!行ってきます!!帰りもよろしくね」
「分かったよ!!」
「ありがとう!おにい!!んじゃーね!!」
「おう!」
んーと、今日は4時頃から予定あるから早めに帰ろうっと。
ドンッ!
「いったー。ってさえ!!」
「おはよう!ゆい!朝から会えるとか嬉しみ」
「って、教室でも会えんじゃん。」
「まーねー笑笑」
あ!みんなに自己紹介してないね!
どうも初めまして!!
北川唯 高校3年生です!!
友達の松浦紗英は1年の頃からクラスが一緒で大親友なんです!!
父・北川 利紀は北川グループの社長
母・北川 美菜子は父の秘書をしています!!
兄・北川 和寿は跡継ぎをする為に勉強中なの!
まだ、秘密はあるんだけどそのうち分かるよ
ていう事で話戻るね!?
紗「ゆい、そういえば今日4時から予定あるじゃん?そのとき私も行っていい?」
唯「さえも?!まぁいいよ〜!」
紗「サンキュー❤︎.*」
まぁ人は多い方がいいって言ってたからね
あの人は困らないでしょ!すると…
キャーァァァァァ!!
「みて風神の皆様よ!」
「相変わらずカッコイイし綺麗だわ」
また始まった。女子の黄色い歓声が
そう、この高校は風神という族がいる高校
世間では名の知れた暴走族らしい。
紗「また来たね?まぁゆいの方が強いけどね」
唯「しっ!それは内緒なの!」
紗「ごめんごめん!あ、今日行く??用事終わったら」
唯「あ!いいね!みんなに久しぶりに会おう!」
紗「1時間目、たしか数学だからサボろう?」
「いいよ!!」
私たちはいつも授業をサボるんだよね
まぁ、ここの先生方は○○だからなんも言わないんだーー!
紗「ついたーー!」
唯「うちらってさこんなにサボっててもなんも言われないのってやっぱり○○だからなのかな??」
紗「そうだと思うよ!!だって理事長はうちらのおじいちゃんだし笑笑」
そー!うちらは従姉妹どうしでもある!
ガチャッ
紗「え?誰か来たんだけど」
唯「だれだろ??」
「ねぇー、崇人早いって!」
「拓人が遅いんでしょ??」
「2人とももう少し静かにしてください!」
「「はーい!!」」
「力哉はほんま面倒みいいな〜。」
「2人は目を離すと何するか分かりませんからね!雄也みたいに笑笑」
「俺はなんもせえへんって!笑笑」
「……。」
紗「ねぇ、あれって風神の人達じゃない?」
唯「げっ!本当だ。どうする??」
紗「まぁいいっか!なんも気にしないでいれば」
唯「そうだね笑笑」
「おい。お前らここは俺たちの場所だ。今すぐ退けろ。」
と無口だった男がうちらに言ってきた
あ、そうだった!風神の紹介するね!
風神 全国No.1の暴走族
総長・神谷 陸斗
副総長・間宮 力哉
幹部・坂下 雄也
幹部・大内 崇人
大内 拓人
姫・なし
こんな感じです!!
本編に戻るね!
唯「は?なんで退けないといけないの?べつにここはあんた達の場所って決められてないんだからよくない??」
陸「お前不思議だね。大抵の女は俺ら見たら騒ぐぞ??」
唯「そこら辺の女と一緒にしないでくれる?さえ行こう!!」
紗「あ!まってよ!!」
唯「あいつらなんなの?どんだけ自分らがかっこいいっておもってんのよ!!」
紗「まぁまぁ。でもこれでゆい目つけられるね?風神の人たちから笑笑」
屋上では…
陸「……。」
雄「あの子おもろかったなー!あの子といた女の子も可愛かったわー」
力「雄也はまったく。女に目がないですね。陸斗?どうかしましたか??」
陸「決めた。アイツを姫にする。」
崇,拓「「陸斗にも春が来たんだねー( ー̀∀ー́ )」」
力,雄「「あー。」」
陸「うっせーよ!/////」
拓「でも、あの子あの方と同じネックレス付けてたよね??」
崇「同じだけであって関係ないんじゃない?」
陸「力哉アイツらのこと調べろ。」
力「はい。」
カタカタカタカタッ
「そんな。情報が出てこない。もう1人の方も。」
陸「は?お前、世界No.2のハッカーだろ?てことは、No.1が情報を守ってるってことか?ふっ、おもしれーじゃん」
雄「興味湧いてきたん?笑」
崇,拓「「あの子たち姫にしたい!」」
力「そうですね。かなり興味深いです。」
陸「明日も声かけるぞ」
「「おう!《《 うん!!!》》」」
紗「ゆい〜。そろそろ帰ろう?」
唯「あ、もうこんな時間。おにい待ってるから行こっか!!」
紗「うん」
唯,紗「「先生さようなら〜。」」
先生「あー。また明日な」
《校門前》
兄「唯、遅いぞ。お!紗英久しぶりだな!」
唯「ごめんごめん。風神に声かけられてさちょっと考え事してたら時間過ぎてた笑」
紗「和にい久しぶり〜!」
兄「風神に声かけられた?!大丈夫だったのか??まぁ、あんまり目つけられるなよ?お前は○○なんだからな!よし行くか!あいつも待ってるよ」
唯「大丈夫だよ〜。でもさっき調べたらあいつらうちらのこと調べてたよ?なんも出てくるわけないのにね。うん。そうだね。」
紗「ゆい?大丈夫?」
唯「うん。大丈夫だよ。」
30分後……
兄「よし、着いたぞ」
唯「ありがとう。さえは待っててお兄と」
紗「わかった!」
ピンポーンッ
…「はーい!」
ガチャッ
唯「れん。久しぶりだね。」
廉「ゆい。」
唯「約束通り。1年後に会いに来たよ。ずっとこの日を待ってたんだよ。ネックレスも外さないで。れんも付けてくれてたんだね。」
廉「久しぶりだな。俺も会いたかったよ。覚えててくれてたんだな。俺の誕生日。」
遡ること1年前…
廉『俺は当分会えない。ごめんなゆい。』
唯『なんで?急にどうしたの??』
廉『また1年後の俺の誕生日に会いに来て。』
そう言って電話は切れて、連絡も取ることはなく私たちの関係はそこで途絶えてしまった
だけど、最後の廉の言葉を信じて私は普通に生活することにした。
紹介します。
佐藤 廉 風神の初代副総長。
私の兄はそこの初代総長だよ。
だから、私は風神の人達を知ってる。
廉は私の兄の大親友。そして私の恋人。
小さい頃から私と廉とお兄は仲が良く3人で遊んでたりしてた。
そしてある日、廉から想いを告げられて私たちは付き合うことになったんだ。
だけど、ある電話を境に私たちは会うことは二度となかった。
唯「1年前の今日、廉に一体何があったの?」
廉「とりあえず中に入って?」
唯「うんっ」
ギュッッ……
唯「れん…?」
廉「ごめん。1人にして。」
唯「本当だよ。ずっと会いたかったんだよ?」
私は廉のことを優しく抱きしめ返した。
唯「ちゃんと話そう?」
ソファに2人で座って、沈黙が続いてたけど廉が静かに話し始めた。
廉「1年前…、あの人から電話が来たんだ。
『お前にちょっと調べて欲しいことがある』って。ゆいの組の中にスパイがいるって言われてそいつを密かにさがしていたんだ。」
唯「え…?」
廉「本当はかずに頼もうとしてたらしいんだけど、身内だと怪しまれるからって俺に頼んできたんだ。」
唯「そういう事だったのね。」
廉「ごめんな。本当に。ゆい愛してるよ。」
唯「大丈夫。ちゃんと話してくれたし私はれんを信じてたよ?私も愛してる。」
チュッッ…
静かな空間に唇が重なる音だけが響いた。
唯「スパイは見つかったの??」
廉「それが見つかってないんだ。」
唯「廉でも見つけられないなんて……。私も協力するよ。もう一人で抱え込まないで。」
廉「……。」
唯「れん…?」
廉「ありがとう。ゆいは本当に変わらないな。俺はゆいと出会えてよかったって思ってる。そろそろ帰るだろ?」
唯「帰るけど、れんも一緒に来て欲しいな」
廉「俺も?わかった、準備するから待ってて」
20分後…
廉「よし行くか」
唯「うん」
和「廉、久しぶりだな?」
廉「かずも相変わらずだな?」
紗「え、れん兄?!なんで?」
廉「お、紗英も久しぶりだな笑笑」
唯「さえには言ってなかったね。私たちは実は3年前から付き合ってたの。」
紗「そうなの?!ゆいよかったね泣」
唯「ありがとうさえ泣」
廉,和「「さ、行くぞ!お前らの倉庫に」」
唯,紗「「うん!!!」」
そう。私たちにも大事な仲間がいるんだ。
風神は全国No.1だけど、
私と紗英は世界No.1の白虎の……
総長と副総長であるの
あと、もう1つの秘密は……
私の祖父は、
北川組の会長 北川 裕次郎なの。
お父さんは今は二代目組長をしているけど、
兄は時期組長で、今は若頭をしていて、廉は兄の側近なんだ。
私はというと北川組のお嬢で、紗英は私の使いってことになってる。
でも、口調は普段通りだよ。総会以外ではね
そんなこんなで倉庫に着いたみたい!
倉庫に到着…
下っ端「「総長・副総長お疲れ様です!」」
唯,紗「「うん!お疲れ様!!」」
下っ端「「かずさん、れんさん!お久しぶりです!今日もまた喧嘩を教えて下さいね!」」
和「あー!」
廉「もちろんだ!」
お兄たちも白虎の人達とは仲がいいんだー
唯「みんなは??」
下っ端「上にいるっす!」
唯「ありがとうね!ニコッ」
下っ端「……/////」
唯「みんな顔真っ赤だよ?熱??ゆっくり寝て!布団は??どこにある??」
紗,和,廉「無自覚め…。」
紗「ゆい、みんな熱じゃないから!上に行くよ!」
唯「え、うん!!」
下っ端「「れんさんも大変っすね…笑」」
廉「本当だよ。まぁ、あいつは俺以外に興味ない感じだからそこは心配いらないんだけどさ、自分の容姿のこと気にかけてほしいわ」
下っ端「「そうっすよね〜。」総長色んな意味で完璧だからモテるんすよね。」
廉「お前らちゃんとあいつのこと守ってくれよ?」
下っ端「「「はいっす!!」」」
和「さすが俺の妹だよな!母さんにそっくりだよ笑笑」
廉「あ、近々、お前の両親に挨拶行くから」
和「おうよ!」
2階にて…
唯,紗「「みんな久しぶり〜!」」
ギュッッ……
唯「みなみ?!」
南「僕、ずっとゆいとさえに会いたかったよ」
そんな目で見ないでくれ……/////
南は本当に可愛いなぁ〜!
でも後ろから黒い気配が……
唯「れ、れん……笑笑」
廉「みーなーみーーー。ゆいから離れろ!」
南「嫌だよーだっ!」
後ろでなんかしてるけど放っとこっと!
唯「しゅうやとかずやも久しぶりだな!」
柊,壱「「あー!」」
それでは改めて白虎の紹介するね!
白虎 世界No.1の暴走族
総長・北川 唯
副総長・松浦 紗英
幹部・早坂 柊優
幹部・守谷 壱也
幹部・柴藤 南
姫・なし!!
さえとしゅうやは付き合ってます❤︎.*
かずやとみなみにもちゃんと恋人いますよ!
ここの下っ端の子達なの!
私たち、白虎は下っ端は男が多いけどその中で2人しか女は居ないんだ〜
その2人がかずやとみなみの彼女ってわけ!
もちろんみんなラブラブだよ!!
みんな仲が良くて本当に居心地がいいんだ!
白虎の人たちは私が北川のお嬢ってことは知ってるけど、私が○○ってことは知らない
唯「さ!会議始めるよ!」
幹部「「「「「うん!」」」」」
2時間後…
唯「よし、会議終わりだ。れん今日泊まり行ってもいい??」
廉「いいよ」
幹部「「「ニヤニヤが止まりませんね/////」」」
唯「うるさいよ。君たち。さえまた明日ね?」
紗「うん!またねー!!!」
和「れん、ゆいをよろしくな!また!」
廉「おう!」