鈍感ちゃんと意地悪くんの出会いの物語
はぐれておどおど
「お母さ~ん、ありさ~!
どこ~?!」
あたしは花火大会の会場をウロウロと、一緒に来たはずの二人を探していた。
おかしいなぁ、さっきまで一緒にいたはずなのに……。
今日は待ちに待っていた花火大会。
夏休みの最後を彩る毎年思い出に残る素敵な日。
すっごく楽しみにしてて、ウキウキしちゃって昨日はあんまり眠れなかった。
親友のありさと二人、浴衣を着て、お母さんに連れてきてもらった年に一度の花火大会。
三人で花火観ようねって約束してたのに…
…。
どこ行っちゃったんだろ、二人……。
暗くなってきたし、人も増えてきたし、心細い……。
「う~……おかぁさぁん、ありさぁ」
どこ~?!」
あたしは花火大会の会場をウロウロと、一緒に来たはずの二人を探していた。
おかしいなぁ、さっきまで一緒にいたはずなのに……。
今日は待ちに待っていた花火大会。
夏休みの最後を彩る毎年思い出に残る素敵な日。
すっごく楽しみにしてて、ウキウキしちゃって昨日はあんまり眠れなかった。
親友のありさと二人、浴衣を着て、お母さんに連れてきてもらった年に一度の花火大会。
三人で花火観ようねって約束してたのに…
…。
どこ行っちゃったんだろ、二人……。
暗くなってきたし、人も増えてきたし、心細い……。
「う~……おかぁさぁん、ありさぁ」
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