鈍感ちゃんと意地悪くんの出会いの物語
「あ~、あれだな。美空って幼稚園児くらいの純粋な気持ちのまま、中学生になったんだな。
きっと周囲の人に恵まれて、綺麗な心のまま育ったんだなぁ」
じゃないとこんな天然鈍感にはならないよな、うん。
瀬田くんは頷いている。また、一人でなにやら納得したようだ。
「瀬田くんは妄想が好きなエスパーなんだね。あたしの気持ちを読み取れちゃうし、勝手に色々想像しちゃうし」
瀬田くんは目を見開いたと思ったら次の瞬間笑いだした。
「うはっ? 妄想好きエスパーってなんだってっの! 変な称号つけられたし! うけるっ! やっぱりお前、面白っ!」
よく笑う人だなぁ。
あたしは氷がとけて薄くなったミルクティーを啜った。
きっと周囲の人に恵まれて、綺麗な心のまま育ったんだなぁ」
じゃないとこんな天然鈍感にはならないよな、うん。
瀬田くんは頷いている。また、一人でなにやら納得したようだ。
「瀬田くんは妄想が好きなエスパーなんだね。あたしの気持ちを読み取れちゃうし、勝手に色々想像しちゃうし」
瀬田くんは目を見開いたと思ったら次の瞬間笑いだした。
「うはっ? 妄想好きエスパーってなんだってっの! 変な称号つけられたし! うけるっ! やっぱりお前、面白っ!」
よく笑う人だなぁ。
あたしは氷がとけて薄くなったミルクティーを啜った。