Phobiagift
その後私が目を覚ますと未来お姉ちゃんがここでの絶対に守らなきゃならない事とここには私とお姉ちゃん以外に後9人女の子が居る事を教えてくれた。


9人の女の子たちはみんな年上で皆色々なことを教えてくれた。


それでも私は理解ができなかった。


なんであんな大人の言いなりにならなきゃならないのか。


ある日そんな私の態度に嫌気がさしたのだろう。


大人…嫌ご主人が私をとても狭く硬い箱に閉じ込めた。


私は元々閉鎖された狭い場所が怖かった…


確かにこの家は閉鎖されていて怖かった。


でも未来お姉ちゃんやほかのお姉ちゃんが居ることで和らいでいた。


しかし私が生意気な態度をとったせいでこんなことになった。


ただひたすら恐怖を押さえるのに手一杯だった。


だが、ご主人はそこに追い打ちをかけるように私を閉じ込めている箱の近くでお姉ちゃん立ちに酷い暴力を振るった。


そして、その暗さが、そのお姉ちゃんたちの悲鳴が、その恐怖や不安が、私の脳に染み付いた。


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