御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
その後②温泉旅行
結婚式から数日後、仕事三昧のふたり。
この3年間で各国を飛び回ったふたりは、新婚旅行に海外に行く気分にもならず、特に旅行には行っていない。
そこへ、親友の悠里から電話が。
「もしもし?」
「あっ遥、今ちょっと話して大丈夫?」
「ええ。もうすぐ仕事も終わるし大丈夫よ」
「もう10時なのに、まだ仕事なんだね。忙しい?」
「そうね。変わらずかな」
「ちなみに、今週の土日は仕事?」
「急ぎの仕事は入ってないから、ずらせるけど何かあった?」
「翔さんも土日休める?」
「ええ」
「じゃあ、急だけど一緒に温泉に行かない?」
「ええ?どう言う事?」
「夕輝の両親と温泉に行くつもりだったんだけど、お義父さんがギックリ腰になっちゃって。キャンセルするのも勿体ないからダメ元で遥に電話したの」
「温泉かぁ~長いこと行ってないなぁ。翔さんに聞いてから返事してもいい?」
「もちろん」
その後遥が翔に聞くと二つ返事で行く!と返ってきた。
この3年間で各国を飛び回ったふたりは、新婚旅行に海外に行く気分にもならず、特に旅行には行っていない。
そこへ、親友の悠里から電話が。
「もしもし?」
「あっ遥、今ちょっと話して大丈夫?」
「ええ。もうすぐ仕事も終わるし大丈夫よ」
「もう10時なのに、まだ仕事なんだね。忙しい?」
「そうね。変わらずかな」
「ちなみに、今週の土日は仕事?」
「急ぎの仕事は入ってないから、ずらせるけど何かあった?」
「翔さんも土日休める?」
「ええ」
「じゃあ、急だけど一緒に温泉に行かない?」
「ええ?どう言う事?」
「夕輝の両親と温泉に行くつもりだったんだけど、お義父さんがギックリ腰になっちゃって。キャンセルするのも勿体ないからダメ元で遥に電話したの」
「温泉かぁ~長いこと行ってないなぁ。翔さんに聞いてから返事してもいい?」
「もちろん」
その後遥が翔に聞くと二つ返事で行く!と返ってきた。