御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
今回泊まるのは、風情があり人気の温泉旅館。
中々予約が取れない。長谷家も、かなり前から予約を入れていた様だ。

ふたりが到着すると、夕輝達はすでにチェックインしていた。

そして、案内されたのは離れ。

隣同士の離れを予約していたらしい。

離れには、露天風呂までついている。

「素敵ね~」「ああ」

「お連れ様は、あちらのお部屋になっております。お食事は、お連れ様のお部屋で御一緒にご用意させていただく様に伺っておりますが、宜しいですか?」

「「はい」」

「では、お食事は19時~と伺っておりますので、ごゆっくりお過ごし下さい」

「ありがとうございます」

夕輝達も折角の家族旅行だし、食事までは別々に過ごす事にした。

「遥。部屋の露天風呂は夜に一緒に入ろうな。とりあえず、大浴場に行ってみるか?」

「うん!」

男女別々のお風呂にのんびりとつかり、食事までを過ごした。
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