御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
他愛のない話をしているうちに飲み終わった遥。
「それでは副社長、お先に失礼します」
「いや、ちょっと待って」
「はい?」
「西園さん、俺と付き合ってもらえないか?」
「??今、お付き合いしましたが?」
「そうじゃなくて」
「??」全く遥には伝わっていない。
「まだまだ、お互い知らない事ばかりだが、君の事が気になって仕方がない。彼女になってほしい」ストレートに言わないと伝わらないと思い伝えた。
「……。勘違いじゃないですか?きっと、副社長は今まで先程の娘さんの様な女性ばかりを見てきて、私が珍しいだけです。では、お先に失礼します」
遥の去って行く後ろ姿を見つめ、まだまだ諦めないと覚悟を決める翔だった。
「それでは副社長、お先に失礼します」
「いや、ちょっと待って」
「はい?」
「西園さん、俺と付き合ってもらえないか?」
「??今、お付き合いしましたが?」
「そうじゃなくて」
「??」全く遥には伝わっていない。
「まだまだ、お互い知らない事ばかりだが、君の事が気になって仕方がない。彼女になってほしい」ストレートに言わないと伝わらないと思い伝えた。
「……。勘違いじゃないですか?きっと、副社長は今まで先程の娘さんの様な女性ばかりを見てきて、私が珍しいだけです。では、お先に失礼します」
遥の去って行く後ろ姿を見つめ、まだまだ諦めないと覚悟を決める翔だった。