御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
完璧秘書の憂鬱
バーから自分のオフィスに戻った遥。
オフィスには悠里がいた。
「悠里遅くまでどうしたの?」
「ちょっと、急ぎの仕事が終業間近に入って残業になっちゃった」
「お疲れ様」
「それより遥、顔赤くない?」
「……」
「遥が動揺するなんて珍しい。白状しなさい」
「それが…」と翔とのやり取りを話した。
「とうとう、御曹司が動き出したんだね」
「何それ。本気じゃないだろうし、すぐ忘れるよ」
「かなり本気だと思うわよ~」
「…。どうしよう」
「遥はどう思ってるの?」
「派遣先の副社長で仕事の出来る人」
「好き嫌いは?」
「考えた事もなかった」
「じゃあ、考えてみることね。男前で御曹司。言うことないじゃない。本当の遥も理解してもらえる存在かもしれないよ」
「……」
親友の初めての恋も近いかも知れない。
オフィスには悠里がいた。
「悠里遅くまでどうしたの?」
「ちょっと、急ぎの仕事が終業間近に入って残業になっちゃった」
「お疲れ様」
「それより遥、顔赤くない?」
「……」
「遥が動揺するなんて珍しい。白状しなさい」
「それが…」と翔とのやり取りを話した。
「とうとう、御曹司が動き出したんだね」
「何それ。本気じゃないだろうし、すぐ忘れるよ」
「かなり本気だと思うわよ~」
「…。どうしよう」
「遥はどう思ってるの?」
「派遣先の副社長で仕事の出来る人」
「好き嫌いは?」
「考えた事もなかった」
「じゃあ、考えてみることね。男前で御曹司。言うことないじゃない。本当の遥も理解してもらえる存在かもしれないよ」
「……」
親友の初めての恋も近いかも知れない。