御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
だが、翌日からそれ所じゃなくなる事態が…
翔も遥もいつも通り仕事をしていた。
午前10時、内線が鳴る。
「秘書室西園です」
「受付の藤田です」
「お疲れ様です」
「それが…」藤田さんの戸惑った声が聞こえる。
「どうされました?」
「副社長宛てに島崎紀子様が来られておりまして、アポはないそうなんですが、副社長の婚約者だから案内するようにと仰っているのですが、お通ししても大丈夫でしょうか?」
「はい?婚約者ですか…」昨日の派手で常識知らずの顔が浮かぶ。
「そう仰ってます」
「…。副社長に確認しますのでお待ちいただいて下さい」
「わかりました」
翔も遥もいつも通り仕事をしていた。
午前10時、内線が鳴る。
「秘書室西園です」
「受付の藤田です」
「お疲れ様です」
「それが…」藤田さんの戸惑った声が聞こえる。
「どうされました?」
「副社長宛てに島崎紀子様が来られておりまして、アポはないそうなんですが、副社長の婚約者だから案内するようにと仰っているのですが、お通ししても大丈夫でしょうか?」
「はい?婚約者ですか…」昨日の派手で常識知らずの顔が浮かぶ。
「そう仰ってます」
「…。副社長に確認しますのでお待ちいただいて下さい」
「わかりました」