御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
そこへどこからか凛とした声が響く。
「皆様、本日はお越しいただきありがとうございます。主催者である西園寺が会場で皆様をお待ちしております。受付を済まされたお客様は、中へお入りいただけますでしょうか?」
皆一斉に声の主を見る。
そこには、上品なドレスに身を包んだ美女が立っていた。
一歩後ろには、こちらも可愛らしいドレスを着た悠里の姿。
夕輝が悠里に気づき走り寄る。
「悠里来てたんだな」
「夕輝…何か大事になって、会場でも何事かと噂されてるわよ」
「はぁ~俺達出入り禁止になったりして」
「お祖父様は大体把握されてるから大丈夫だと思うけど…」
「お祖父様?」
「あっ、ヤバッ。まあ、このままなら全部バレそうだからいっか。西園寺社長の事ね」
「悠里のお祖父様?」
「違う違う。あそこの彼女のお祖父様ね」と美女を指す悠里。
「皆様、本日はお越しいただきありがとうございます。主催者である西園寺が会場で皆様をお待ちしております。受付を済まされたお客様は、中へお入りいただけますでしょうか?」
皆一斉に声の主を見る。
そこには、上品なドレスに身を包んだ美女が立っていた。
一歩後ろには、こちらも可愛らしいドレスを着た悠里の姿。
夕輝が悠里に気づき走り寄る。
「悠里来てたんだな」
「夕輝…何か大事になって、会場でも何事かと噂されてるわよ」
「はぁ~俺達出入り禁止になったりして」
「お祖父様は大体把握されてるから大丈夫だと思うけど…」
「お祖父様?」
「あっ、ヤバッ。まあ、このままなら全部バレそうだからいっか。西園寺社長の事ね」
「悠里のお祖父様?」
「違う違う。あそこの彼女のお祖父様ね」と美女を指す悠里。