御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
残された面々。

まず口を開いたのは、
「西園寺社長、以前突然いらしたのは…」と社長がずっと気になっていた事を訪ねる。

「ああ。遥の様子を見に行ったのじゃ」アッサリ認める公造。

神宮寺社長と翔は、あの時の緊張を思い出し引きつる。

「若者は若者同士楽しむといい。神宮寺社長、長谷社長、奥様方も中に行きましょう」と公造が、若者を残し会場に入って行った。


そして、残されたメンバー。

「悠里、どう言う事か説明してくれないか?」と夕輝が口を開く。

「それは、遥から」

「そうね。(わたくし)西園寺カンパニーの社長をしております西園寺遥と申します」

「え?社長?じゃあ、悠里の上司って」

「そう。私は、遥の秘書」

「じゃあ、西園って?」翔が聞く。

「西園寺と名乗ると不都合な事が多いので、派遣先には西園で名乗っています。今回は、神宮寺製薬からの条件に合う人物がいませんでしたので、私が担当させていただきました」





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