御曹司の恋の行方~地味な派遣秘書はご令嬢~
「何それ。私の事?翼の勘違いじゃない?」同級生とわかり砕けたしゃべり方になる遥。

「翼、昔から遥は無自覚だから…」

「確かに」と納得しあう悠里と翼。

「あっ、続きは後にして、中に入りましょう。お祖父様の挨拶が始まってしまう」

「じゃあ、終わったら上のバーに集合な」と翼が決めると、

「ああ」「オッケー」「わかった」とそれぞれ返事をして、会場に入るのだった。
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