凛と相沢先生
注文をし終わると

「先にシャワー浴びてきなよ?」
と言われ戸惑った。

「えっ?」

「ご飯来るまで時間かかるし、俺、タバコ吸いたいし…ね?」

「あぁ、はい、分かりました」

私が、平然を装い脱衣所に行こうとすると、

「ねぇ、また、その服着るつもりなの?」

と、浴衣を差し出しながら言われた。

「あっ、どうも」

私はそれを受け取り脱衣所の扉を開けた。


着ていた服をゆっくり脱ぎ、ガラス張りのお風呂場へと入った。
シャワーを手に取りジャーと流し、温度を確かめてから全身を洗って覚悟を決めた。

もうやるしかない。
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